どうも、RABBIと申します。
今回はモワルー・オ・ショコラを作りました。
モワルー(moelleux)はフランス語で、「柔らかい、まろやかな」という意味。
言うなれば、「とろける」チョコレートです。
他に「フォンダンショコラ」というお菓子もありますが、両者に決定的な違いはない模様。
人によっては、
・モワルー・オ・ショコラ → 柔らかいチョコレートケーキ
・フォンダンショコラは → 中からチョコが流れ出るお菓子
とする見方もあるようです。
でもモワルー・オ・ショコラも、中から「トロ~ッ」と出てくるものもありますからね。
やはり明確な定義はないのかと。
で、今回私が作ったのは柔らかいチョコレートケーキの方。
中からチョコは流れ出ません。
でも、そこがいいのです。
本記事ではその点も含めて、作り方をご紹介していきます。
【分量(7cmセルクル3個分)】
クーベルチュールチョコレート(カカオ分56%) 50g
無塩バター 50g
粉糖 25g
薄力粉 15g
アーモンドプードル 5g
全卵 1個
1. クーベルチュールチョコレート50gを湯煎にかけ、溶かす。
2. 1.に無塩バター50gを加え、溶かして混ぜる。
3. 粉糖25g、薄力粉15g、アーモンドプードル5gをふるう。そして別のボウルに入れ、混ぜる。
<ポイント>
➀粉はふるっておきます。
でないとダマができやすくなるので。
②アーモンドプードルは主に、隠し味的な役割として入れています。
また、甘さと柔らかさの調整の意味もあり。
4. 全卵1個を溶き、3.に加えて混ぜる。
<ポイント>
卵は溶いた状態で入れた方が、混ざりやすいです。
5. 2.のチョコを、4.に加えて混ぜる。
6. オーブンシートを敷いた天板の上に、セルクルを置く。そしてセルクルの内側に、型から少しはみ出るくらいの高さにカットしたオーブンシートを、巻き付ける。
<ポイント>
天板がまっ平らであるかどうかを、確認しておいてください。
少しでも斜めになっていると、セルクルの下からチョコが流れ出てきます。
まっ平らでない場合は、底ありのケーキ型に入れるとよいです。
詳しくは、動画をご覧ください。
7. 6.の型に、5.の生地を流し入れる。
8. 7.を190度に予熱したオーブンに入れ、180度で8分焼く。8分経ったら、扉を開けずにそのまま5分ほど放置。
<ポイント>
5分ほど放置するのは、余熱で少し固めるためです。
9. 8.をオーブンから取り出し、完全に冷めるまで常温で放置する。
<ポイント>
➀オーブンから出した時点では、まだ崩れそうなほどの柔らかさです。
しかし常温で放置しておくと、余熱で徐々に固まっていきます。
固まると言っても、あくまで形を保つという意味。
中から流れ出てはこないが、フォークを入れてやるとトロットロ。
これくらいが、個人的にはちょうどいいです。
中から流れ出るのも面白いですが、いかんせん食べにくいですからね。
②モワルー・オ・ショコラは、常温で食べても冷やしても美味しいです。
ですが冷やすと、固まってトロトロさはなくなります。
ちょっと柔らかいケーキみたいな感じ。
なので出来たもののうち、少しは冷蔵庫で、残りは常温で置いておく方が、より楽しめるかも。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。
このモワルー・オ・ショコラ、比較的簡単に作れます。
混ぜる → 焼くの、シンプルな作業ですから。
それでありながら、リッチにとろけるチョコが、口の中でゆっくりと広がります。
また、寝かせる必要もなく、焼き時間も短い。
作るのに時間がかからないのもメリットですね。
興味を持たれた方は、ぜひ作ってみてください。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
最後に、今回使ったオススメの材料やアイテムを、以下に載せておきます。
以下からご購入いただけると、少しでも研究費となるので大変助かります。
今後も皆様に有益な情報をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、お疲れさまでした。
<セルクル(7cm)>
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<ストレーナー>
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小、中、大の3点セット。
こすのにも、粉をふるうのにもOK。
先端に取っ手(?)のようなものが付いているので、ボウルにかけた状態で使えます。
片手で持つ必要がないということです。
動画でも使用しています。
また、フックにかけられるようにもなっているので、収納に便利。
以上。