どうも、RABBIと申します。
今回はラングドシャを作りました。
ラングドシャは、フランスの伝統焼き菓子の1つ。
フランス語(langue de chat)で「猫の舌」という意味です。
形が猫の舌に似ていることからそういう名前になったそうな。
ただし日本では、猫の舌の形をしたものはほとんど見かけません。
市販のものは、大体丸か正方形ですね。
製造しやすいからでしょうか。
とにもかくにも今回は、そんなラングドシャを作っていきます。
卵白消費菓子ですが、アーモンドプードルとバニラオイルを使うことで、非常に美味しく仕上がります。
卵白が余っていたらぜひ作ってみてください。
それでは、いきます。
【分量(8個分)】
バター 30g
粉糖 25g
バニラオイル 10振りほど
卵白 30g
アーモンドプードル 15g
薄力粉 15g
1. バター30gを細かく切り、ボウルに入れる。そして柔らかくなるまで、常温で放置。
2. 1.をゴムベラでポマード状にする。そしてふるった粉糖25gを加え、混ぜる。
<ポイント>
ラングドシャは通常、バター・粉糖・卵白・薄力粉をそれぞれ同量で作ります。
ですが私は、粉糖だけ少し減らしました。
粉糖30gだと、やや甘かったので。
また、全体の量を少し減らすためでもあります。
30cm×30cmの天板で全部30gだと、生地が結構余ってしまうんですよね…
ちなみに、 バター、砂糖、卵、小麦粉を同量ずつ配合することを「四同割」と言います。
3. 2.にバニラオイルを10滴ほど加え、混ぜる。
<ポイント>
バニラオイルを使うことで、風味が少しリッチになります。
バニラエッセンスだと熱で香りが飛んでしまうため、バニラオイルの方が良いです。
ちなみに、粉糖の代わりにバニラシュガーを使って試したこともあります。
しかしバニラのクズで舌触りが悪くなり、見た目もゴマが入ったような感じで気に食わなかった…。
4. 3.に卵白30gを少しずつ加え、混ぜる。
<ポイント>
➀卵白は、必ず常温にしておきます。
冷たいと、バターが分離してうまく混ざりません。
分離した状態で焼くと、固く仕上がったり、油っこくなってしまう恐れあり。
②卵白は少しずつ加えていきます。
一度に入れると、これまたバターが分離してうまく混ざらない原因に。
5. 4.にふるったアーモンドプードル15g、薄力粉15gを加え、混ぜる。
<ポイント>
➀薄力粉の半分をアーモンドプードルに置き換えれば、一段と旨味が上がります。
また、薄力粉30gで作るのと比べ、生地を固めるグルテンの量が少なくなります。
つまり、サクサクした軽やかな食感に仕上がるということ。
②アーモンドプードルと薄力粉は分けて、順番に混ぜていきます。
薄力粉が入った状態で混ぜる回数を、減らすため。
薄力粉を加えた状態で混ぜると、グルテンが出て生地が固くなってしまいます。
なので先に、グルテンの出ないアーモンドプードルを入れて混ぜるのです。
ちなみに混ぜるときは、切るようにサックリ混ぜると、グルテンが出にくいので良し。
練るような混ぜ方だと、グルテンが出やすくなってしまいます。
6. 5.を絞り袋に入れ、楕円形もしくは丸型になるよう絞り出す。
<ポイント>
形にこだわらないのであれば、丸型にした方が簡単です。
楕円形(舌型)は、絞るの難しい…
7. 6.を200度に予熱したオーブンに入れ、190度で14分焼く。
<ポイント>
7分経ったらいったん天板を取り出し、180度回転させて再び焼きます。
向きを変え、焼きムラを少なくするためです。
途中で扉を開けるとオーブン内の温度が下がりますが、それを考慮しての190度14分なのでOK。
ですが天板の回転は、なるべく手早く。
焼きムラの出ないオーブンなら、回転させる必要はないかもしれません。
その場合、焼き時間は2~3分減らしてください。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。
卵白を消費でき、簡単に作れ、それでいながら絶品…
なんとも大助かりな焼き菓子だと思います。
本当に美味しいので、皆様もぜひ作ってみてください。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
最後に、今回使ったオススメのアイテムを、以下に載せておきます。
以下からご購入いただけると、少しでも研究費となるので大変助かります。
今後も皆様に有益な情報をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、お疲れさまでした。
<ストレーナー>
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小、中、大の3点セット。
こすのにも、粉をふるうのにもOK。
先端に取っ手(?)のようなものが付いているので、ボウルにかけた状態で使えます。
片手で持つ必要がないということです。
動画でも使用しています。
また、フックにかけられるようにもなっているので、収納に便利。
以上。