どうも、RABBIと申します。
今回はクレームダンジュを作りました。
クレームダンジュは、フランスのアンジュ地方のスイーツ。
ふわふわとした食感が特徴の、チーズケーキです。
見た目が雪玉のように白くて丸いので、チーズケーキには見えませんがね。
どちらかと言えば、アイスクリームのよう。
しかしちゃんとチーズは使っています。
フロマージュブランというチーズです。
味は濃厚で、生クリームのようなコク。
そしてヨーグルトのようなキレのある酸味が特徴。
何とも個性的なチーズなのですが、問題はやや高価で手に入りにくいところ。
まず店頭で見つけるのが困難です。
そのへんのスーパーでは基本置いてませんし、百貨店や富澤商店、カルディにも足を運びましたがダメでした。
楽天やAmazonではすぐ見つかりましたが、ネットで買おうとすると…
送料込みで1つ(500g)2000~3000円。
手に負えません。
ですが、ようやく手に入れることができました。
成城石井で。
成城石井も5月頃は置いてなかったのですが、8月頃に行くとありました。
夏にしか仕入れられないんでしょうか。
まあ500gで税込み1502円しましたがね。
でもネットで買うよりまだ安いですし、あるときに買っておかないとー
ということで購入しました。
さて、今回はそんなフロマージュブランを使った、本格的なクレームダンジュをご紹介して参ります。
いちごのソースを添えて。
もしフロマージュブランを街で見かけたら、ぜひこのスイーツを思い出してみてください。
ちなみに、クリームチーズとサワークリームで作れるレシピも用意しております。
フロマージュブランを手に入れるのが困難な場合は、こちらのレシピで作ってみてください。
それでは、いきます。
【分量(1人分)】
<クリーム>
フロマージュブラン 60g
生クリーム 30cc
<イタリアンメレンゲ>
卵白 20g
グラニュー糖 10g
水 10cc
グラニュー糖 10g
白ワイン 2.5cc
<ストロベリーソース>
いちご 100g
バニラシュガー 10g(グラニュー糖でも可)
レモン汁 5cc
白ワイン 5cc
1. まずはイタリアンメレンゲ。卵白20gをハンドミキサーで少し泡立てる。少し泡立ったらグラニュー糖10gを加え、さらに泡立てる。
2. フライパンに水10ccとグラニュー糖10gを入れ、弱火にかける。そして、118度になるまで加熱する。
3. 1.のメレンゲを再び高速で泡立てる。その状態で2.のシロップを垂らしながら加え、混ぜる。
<ポイント>
フレンチメレンゲではなく、イタリアンメレンゲにする理由。
それは火を通さない卵白が、あまり生理的に受け付けないため。
ええ、個人的な問題です。
本来卵白は使いたくないのですが、フロマージュブランと生クリームだけだと、味が重すぎました。
なので生クリームの一部をメレンゲに置き換え、軽さを出すことに。
4. 白ワイン2.5ccを、3.に加えて混ぜる。
<ポイント>
白ワインを加えるのは、卵白の生臭さを抑えるため。
まあ、気休めのようなものです。
5. 生クリーム30ccをボウルに入れ、泡立てる。
<ポイント>
あらかじめボウルごと冷やしておくと、泡立ちやすくなります。
(適温は5~8℃)
6. 5.に4.のイタリアンメレンゲを加え、混ぜる。
7. 6.にフロマージュブラン60gを加え、混ぜる。
8. 適当な容器の底に、キッチンペーパーを折り畳んで敷く。その上から、30cm×30cmの大きさにカットしたガーゼを敷き込む。
<ポイント>
➀ガーゼを使うのは、水分を抜くため。
さらに出た水分を吸い取らせるべく、キッチンペーパーも敷いています。
適当なザルがあれば、そちらを使う方がよいかもしれません。
②ガーゼは医療用のもので大丈夫です。
料理用のものもあるらしいですが、中々周りで売ってないと思うので…
ただし、ニオイのするガーゼは避けた方がいいかも。
生地に移って、風味が損なわれる可能性あり。
9. 8.の容器に7.の生地を流し込み、冷蔵庫で最低4時間以上寝かせる。
10. 最後にストロベリーソース。いちご100g、レモン汁5cc、バニラシュガーまたはグラニュー糖10gを入れ、弱火で加熱する。
<ポイント>
➀クレームダンジュのフルーツソースには、ラズベリーやブルーベリーがよく使われます。
ですが私はいちごが好きなので、いちごを使用。
完全に好みの問題です。
②いちごが売っていない時期は、冷凍のものでもOK。
冷凍のものは中国産であることがよくあります。
しかしレモン汁や白ワインを使えば、ニオイなどは特に気にならないかと。
11. 10.のいちごが大体崩れてきたら火を止め、白ワインを5cc加えて混ぜる。
<ポイント>
白ワインは火を止めてから加えます。
入れてから加熱すると、香りが飛んでしまうので。
12. 11.を裏ごしし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておく。
13. 9.に11.のソースをかけ、完成。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。
手間はかかりますが、一度だけでも試していただければ、と思います。
フロマージュブランの引き締まったコク、
メレンゲと生クリームのソフトな口当たり、
そしてそれらと絶妙に噛み合い絡み合う、ストロベリーソースの甘酸っぱさ。
食欲を掻き立てられた方、ぜひご挑戦を。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
最後に、今回のレシピで使ったオススメの材料をご紹介しておきます。
以下からご購入いただけると、少しでも研究費となるので大変助かります。
今後も皆様に有益な情報をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、お疲れさまでした。
<フロマージュブラン>
[楽天]
|
[Amazon]
今回私も使用した、フランス産のフロマージュブラン。
ネットで購入すると送料がかかり、どうしても高くなってしまいますが…
まず店頭では中々見つからないと思うので、探す手間を考えたらネットで購入した方がよいかもしれません。
以上。