RABBIのクッキングラボ

有益「裏」情報ブログ。料理・お菓子作りのレシピ、余すとこなく解説します。徹底的に。

【プロ級】本格いちごムースの作り方<簡単レシピ>

どうも、RABBIと申します。

今回はいちごムースを作りました。

 

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早速ですがこのいちごムース、いつにも増して試行錯誤を重ねました

ほどよい甘さと濃さになるよう、絶妙なラインを目指して。

 

そして特に今回は、見た目にも気を配ることに

他のいちごムースとは違い、マーブル状の美しい層となっています。

 

作るのは正直大変なのですが、それだけ手間をかける価値があると思います。

なので興味を持たれた方、ぜひお試しください。

 

それでは、いきます。

 

 

 

【分量(2人分)】

<いちごのピュレ>

いちご 160g

グラニュー糖 25g

レモン汁 5cc

白ワイン 5cc

板ゼラチン 2.5g

 

<イタリアンメレンゲ>

卵白 10g

グラニュー糖 2.5g

水 5g

グラニュー糖 5g

 

<クレーム・シャンティ>

生クリーム 100cc

グラニュー糖 5g

キルシュ 5cc

 

 

 

1. まずはいちごのピュレから。グラニュー糖25g、いちご160g、レモン汁5cc、白ワイン5ccをミキサーに入れ、撹拌する。

 

<ポイント>

➀いちごは冷凍のものでOKです。

むしろ冷凍のものの方が、色濃く美しい赤色に仕上がります

 

味を重視したい方は、フレッシュなものを使うとよいでしょう。

でも冷凍のものでも、文句のつけようがないほど十分な味になりますよ。

 

②冷凍のいちごを使う場合、ミキサーに移してから少し放置してください。

ある程度解凍させないと、撹拌できません。

 

また、解凍はミキサーに移してから

 

ミキサーに移す前に解凍させると、いちごから水分が抜け出ます。

そうなると、ピュレの味や固さが、本来のものと変わってしまうのです。

 

なので、解凍してからミキサーに移さないよう、ご注意を。

 

③レモン汁と白ワインは、風味付けのために入れています。

また、少し水分がないと撹拌しにくいので入れている、というのもあります。

 

 

 

2. 板ゼラチン2.5gを数分水に浸し、ふやかす。

 

<ポイント>

板ゼラチンを浸す水は、冷たいものを使ってください。

ぬるいと溶けてしまう可能性があります。

 

特に暖かい・暑い時期は、氷を何個か入れておくとよいでしょう。

 

 

 

3. 1.のいちごを耐熱容器に移し、ラップをかける。そして、電子レンジで1~2分加熱する。

 

<ポイント>

加熱時間は、あくまでも目安。

ゼラチンが溶ける程度に温まったら、十分です。

 

温めすぎると、後で加えるゼラチンのタンパク質が変性し、固まりにくくなってしまいます。

ご注意を。

 

 

 

4. 2.の板ゼラチンの水気をとり、温まった3.に加える。そしてゴムベラで、ゼラチンを溶かしながら混ぜる。

 

<ポイント>

ゼラチンは、ピュレが温かいうちに加えてください

でないと、溶け切らなくなることがあります。

 

 

 

5. 4.を常温で放置し、冷ます。

 

 

 

6. 次はイタリアンメレンゲ。ボウルに卵白10gを入れ、泡立て器で少し泡立てる。

 

<ポイント>

➀泡立てる卵白が10gと、かなり少量。

なので、ハンドミキサーよりも泡立て器を使った方がやりやすいです。

 

10gだと、「泡立つのか?」と疑問に思われるかもしれません。

しかし案外泡立つものなので、ご安心を

 

4人分作る場合、つまり卵白20gの場合は、ハンドミキサーを使ってもよいでしょう。

 

②卵白・ボウル・泡立て器は、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと良いです。

泡立ちやすくなるので。

 

 

 

7. 6.にグラニュー糖2.5gを加え、軽くツノが立つまで再び泡立てる。

 

 

 

8. 小鍋またはフライパンに、グラニュー糖5g、水5gを入れる。そして弱火にかけ、118度くらいになるまで加熱する。

 

 

 

9. 8.のシロップを7.に加えながら、泡立て器で混ぜる。ツヤが出て冷めてきたら、冷蔵庫で冷やしておく。

 

 

 

10. 最後はクレーム・シャンティ。生クリーム100ccをボウルに入れ、氷水にあてる。

 

<ポイント>

この泡立てに関しても、生クリーム・ボウル・泡立て器は冷やしておくと良し

生クリームは特に、冷えていないと泡立ちにくいので。

 

 

 

11. 10.をある程度泡立て、グラニュー糖5gを加える。そして再び、ややゆるめ(七~八分立て)になるように泡立てる。

 

 

 

12. 11.にキルシュ5ccを加え、混ぜる。

 

<ポイント>

キルシュは風味付けのために入れています。

なければ、入れなくても大丈夫です。

 

 

 

13. 12.に9.のメレンゲを加え、混ぜる。

 

<ポイント>

イタリアンメレンゲを加えることで、味を少し軽くしています

生クリームだけだと、やや重たかったので。

 

といっても、味わいはしっかり濃厚です。

あくまでくどさをなくすためのメレンゲなので。

 

 

 

14. 13.に、5.のピュレを80g加える。そしてゴムベラで、底からすくうように数回だけ混ぜる。

 

<ポイント>

数回だけしか混ぜないのは、見栄えのため

あえて混ぜ切らないことで、おしゃれなマーブル状に仕上がります

 

このように混ぜるときは、底からすくうようにしてください。

ピュレは底にたまりやすいので。

 

もちろん、混ぜ切っても特に問題はありません。

 

 

 

15. 14.を、スプーンで適当な容器に入れる。そして、スプーンで表面を平らにする。

 

<ポイント>

➀容器に入れるときは、スプーンを使ってください

絞り袋でやると、マーブル模様が少し崩れます。

 

スプーンの方が楽ですしね。

 

②容器内側の表面周りは、ティッシュで拭き取ってやるとよいです。

ムースで表面周りが汚れていると、後で入れるピュレが綺麗に見えなくなります

 

詳しく動画を。

 

 

 

16. 15.にラップをかける。そして冷蔵庫に入れ、1時間ほど冷やす。

 

 

 

17. 16.の表面に、残りの5.のピュレを加える。そして容器を手で傾け、ピュレを平らにする。

 

 

 

18. 17.を冷蔵庫に入れ、3時間以上冷やして完成。

 

 

 

まとめ

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

このいちごムース、我ながら中々の完成度ではないかと思います。

 

均整のとれた風味に、不均一なデザイン。

相対する要素が織り成すその品は、外からも内からも人を魅了すること間違いなし

 

作るのが面倒なことを、除けば。

食欲を掻き立てられた方、ぜひご挑戦を。

 

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

 

最後に、今回使ったおすすめアイテムを1つ、ご紹介しておきます。

以下からご購入いただけると、少しでも研究費となるので大変助かります。
今後も皆様に有益な情報をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。


それでは、お疲れさまでした。

 

 

<ダブルウォールグラス>

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●2個セット


 

●6個セット


 

 

ムース・ゼリー・ドリンクなどにうってつけの、ダブルウォールグラス。

これを使えば、中身は同じでも一層お洒落に見られることでしょう。

 

もちろん、良いのは見た目だけではありません。

二重構造なので保温・保冷機能にも優れています

 

そして熱々のものを入れても、手で持つことが可能

逆もまた然りで、キンキンに冷えたものを入れてもOK

 

さらに、電子レンジ・オーブン・冷凍庫・食器洗浄機に入れることだってできるのです。

 

見た目・機能性・耐久性を兼ね備えた抜群のグラスなので、よろしければぜひ試してみてください。

 

ちなみにAmazonの方では、150ml、250ml、350ml、450mlと、お好きな容量サイズが選択可

私がいつも使用しているのは、250mlのものですね。

 

また、Amazonでは個数も選べます

楽天は現状2個セットか、6個セットのどちらかですね。

 

ぜひご検討ください。

 

 

以上。

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