低音料理研究所

試行錯誤のレシピブログ。料理・お菓子作り、徹底解説。

【タレの黄金比】豚の生姜焼きの作り方<簡単レシピ・玉ねぎ使用>※漬け込みなし

どうも。

今回は豚の生姜焼きを作りました。

 

 

生姜焼きは、生姜を加えた醤油ベースのタレを、豚肉と絡めて焼いた料理。

豚肉のビタミンB1や生姜のジンゲロールにより、疲労回復に効くスタミナ料理とされていますね。

 

疲労回復だけでなく、基礎代謝アップによるダイエット効果や、肌荒れ改善も見込めます。

そのほか、胃の調子を整えたり、精神を安定させる効果も。

 

そんな健康的とも言える生姜焼きのレシピを、今回はご紹介。

タレの比率や焼き方にこだわり、旨味と食感を追求した一品です。

 

ぜひお試しください。

 

 

【分量(2人分)】

醤油 大さじ1

水 大さじ1

酒 大さじ2

みりん 大さじ2

はちみつ 小さじ1

すりおろし生姜 7.5g(大さじ1/2)

すりおろしにんにく 小さじ1/8

 

オリーブオイル 小さじ2

豚ロース肉(生姜焼き用) 150g

 

玉ねぎ 1/2個

 

 

1 玉ねぎ1/2個をくし切りにし、ラップで包む。そして冷凍庫に入れ、冷凍させる(冷凍時間の目安:4時間前後)。

 

<ポイント>

玉ねぎを冷凍するのは、炒め時間を短縮するため

 

冷凍すると、玉ねぎの細胞壁が壊れます。

そして加熱時に水分が外に出やすくなり、火の通りが早まるのです。

 

通常20~30分ほどかかる炒め時間が、10~15分に縮まります

 

 

2 ボウルに醤油大さじ1、水大さじ1、酒大さじ2、みりん大さじ2、はちみつ小さじ1、すりおろし生姜7.5g(大さじ1/2)、すりおろしにんにく小さじ1/8を入れ、混ぜ合わせる。

 

<ポイント>

①タレの一般的な比率は、醤油:酒:みりん:砂糖=2:2:2:1。

ですがこのレシピでは、醤油の一部を水に置き換えています

 

なぜなら、煮詰めると味が濃くなるため。

 

そこで微調整していった結果、醤油大さじ1を水大さじ1にするのがベストでした。

これ以上水に置き換えると、コクがなくなるような感じがします。

 

ちなみに水に置き換えるのではなく、水を足すパターンも試しました。

例)醤油:酒:みりん:砂糖:水=2:2:2:1:1。

 

ですが同じく、味に深みがなくなった気がします。

やはり水に置き換える方が良いですね。

 

②コクを出すため、砂糖をはちみつに置き換えています

砂糖であれば量は大さじ1ですが、はちみつの場合、小さじ1。

 

その理由は、醤油の一部を水に置き換えたため

それによって塩味が減った分、はちみつも減らさないと甘ったるくなるのです。

 

ちなみに、はちみつの甘さは砂糖の約1.3倍。

砂糖をそのままの量ではちみつに置き換えると、やはり甘味が強くなってしまいます

 

③生姜は生のものをすりおろした方が、香りがよいです。

チューブのものでも問題はありませんが、風味は控えめです。

 

ですのでチューブの場合は、少し多めに入れるとよいでしょう。

 

④アクセントとして、にんにくを少しだけ入れています。

生姜だけでは出せない風味・パンチを出すためです。

 

生姜の風味を邪魔しないよう、量は小さじ1/8とわずか。

少ないので、こちらはチューブのものでもよいと思います。

 

 

3 フライパンにオリーブオイルを小さじ2入れる。そして弱火で軽く温め、フライパンに油をなじませる。

 

 

4 フライパンに豚ロース肉150gを入れる。そして両面にこんがり焼き色がつくまで、途中でひっくり返しながら4~5分ほど焼く。

 

<ポイント>

①肉は適宜、食べやすい大きさに切ってください。

ただ数が少ない方が、焼くときにひっくり返すのが楽です。

 

家で食べるなら、切らなくてもいいかもしれません。

お弁当に入れるなら、切った方が食べやすい気もします。

 

ちなみに本レシピの写真は、お弁当用に切ったものです。

 

②生姜焼きの豚ロース肉は、ブライニングしない方がよいです。

ブライニングとは、塩と砂糖を溶かした水に肉を漬け、柔らかくする方法。

 

実際にやってみたのですが、短時間(15分)でもかなりしょっぱくなります

恐らく薄い肉だと、塩分の浸透が早いからでしょう。

 

またブライン液に漬け込むと、その後キッチンペーパーで水気を拭き取るという手間も発生します。

 

味と工数の面から、生姜焼きにブライニングは適していないと言えますね。

 

③生姜焼きでは、薄力粉をまぶしません

 

軽く説明しておくと、薄力粉には以下の効果があります:

・パサつきを抑える

・旨味を閉じ込める

・焼き色をつけやすくする

・タレを絡ませやすくする

 

その点をふまえて試してみたのですが、ただ粉っぽい味になっただけでした。

というのも、生姜焼きの肉は薄いからです。

 

薄い肉に粉をまぶした場合、肉に対する粉の量の比率は、厚い肉のときと比べて大きくなります。

よって粉の主張が強くなり、肉本来の食感が損なわれてしまうのです。

 

また、粉の比率が大きいためか、焼き色がつくまでかえって時間がかかりました

うまくは説明できませんが…

 

こうしたことから、生姜焼きの肉に薄力粉をまぶすのは、おすすめしません。

ただし、厚めの肉を使うならまぶす価値はあるかもしれないですね。

 

④肉はカリカリになるまで焼いた方が、香ばしくなり美味しくなります。

 

 

5 火を止めて豚ロース肉をいったん取り出し、1の玉ねぎをフライパンに入れる。

 

<ポイント>

肉をいったん取り出すのは、豚肉から出た脂で玉ねぎを炒めるため

こうすることで玉ねぎにコクが加わりますし、油の消費量もわずかに抑えられます。

 

また、この取り出した肉は、最後にタレを煮詰めた後で、フライパンに戻します

それにより、肉に余分な熱が入る、つまり固くなるのを防ぐことができます

 

 

6 再び弱火にかける。そして玉ねぎが飴色になるまで、かき混ぜながら中火~弱火で加熱する。

 

<ポイント>

飴色になるまで炒めることで、甘みとコクが増します

 

焦げないよう、火加減は適宜調節してください。

目安としては、最初は弱めの中火、徐々に弱火にしていくのが良いです。

 

ちなみに塩を加えてみても、炒め時間はさほど縮まりませんでした

みじん切りだと少し縮まりますが、スライスだとあまり変わらない気がします。

 

しょっぱくもなるので、このレシピでは塩は使いません。

 

 

7 6に2のタレを加え、とろみがつくまで煮詰める。

 

<ポイント>

タレに水を入れているので少し時間はかかりますが、しっかりと煮詰めてください。

そうすることで味が適度に深まるほか、タレが肉に絡みやすくなります

 

ただ薄味が好きな方は、少しとろみがついた時点で火を止めた方がよいかもしれません。

 

 

8 火を止め、取り出した豚ロース肉を7に加える。そして肉をタレと絡まらせたら、完成。

 

<ポイント>

肉は、火を止めてから入れてください。

必要以上に熱が入ると、固くなってしまいます。

 

もちろん、冷めてしまったものを軽く温める分には問題ありません。

 

 

まとめ

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

この生姜焼き、本当に美味です。

 

香ばしく焼き上がった豚肉、甘みが深まった玉ねぎ、そしてそれらに絡まる絶妙な濃度のタレ。

ぜひ作っていただけると幸いです。

 

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

最後に、本レシピに関するおすすめ商品をご紹介しておきます。


今後も皆様に有益な情報を提供して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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ゆえに持ちやすいのが利点。

 

スムーズな調理は料理の味にも関わってくるので、ぜひ試してみてください。