低音料理研究所

試行錯誤のレシピブログ。料理・お菓子作り、徹底解説。

【コツを徹底解説】焼きそばの作り方<簡単レシピ>

どうも。

今回は焼きそばを作りました。

 

 

焼きそばとは、中華麺を豚肉や野菜などと一緒に炒めた料理。

 

単に「焼きそば」というと、日本ではソース焼きそばを指すことが多いですね。

発祥は中国なのですが、ソース焼きそばは戦後の日本で、独自に発展したもの。

 

当時、麺に使われる小麦粉は高価でした。

そこで、安価なキャベツを一緒に炒めるようにしました。

 

しかしいざやってみると、キャベツから出る水分で味が薄まってしまいます。

これを解消すべく、ソースを使うようになったのが始まりでした。

 

今回はそんな、ソース焼きそばのレシピをご紹介していきます。

目指すのはシンプルながら美味しい、屋台の味

 

フライパンに麺がくっつかない、焼き方のコツもお伝えします。

ご一読ください。

 

 

【分量(1人分)】

蒸し中華麺 1袋(150g)

ラード(オリーブオイルやサラダ油でも可) 適量

豚バラ肉 60g

キャベツ 80g

もやし 70g

塩こしょう 適量

焼きそばソース 50g

かつおぶし 適量

青のり 適量

 

 

1 豚バラ肉60gとキャベツ80gを、一口大に切っておく。

 

<ポイント>

キャベツを切るのが手間であれば、カットキャベツを使うのも手です。

1~2人分で少量しか使わない場合も、カットキャベツは便利。

 

 

2 蒸し中華麺を水洗いし、麺のぬめりをとる。そしてキッチンペーパーで、麺の水気を拭き取る。

 

<ポイント>

麺がフライパンにくっつくのを防ぐコツ-

それは、ほとんどこの工程にあるといっても過言ではありません。

 

私は焼きそばを作る際、鉄のフライパンを使っています。

しかし麺が毎回フライパンにこびりついたため、いくつか改善策を試しました。

 

①開封前に麺を袋ごとレンジで温める

②あらかじめ麺を油と絡める

③高温で炒める

④麺のぬめりを水で洗い流す

⑤油を多めに使う

 

個人的に最も効果があったのは、だと思っています。

 

市販の麺は、主に保存性や調理性のため、デンプンを含んだ油でコーティングされています。

この油に含まれているデンプンに熱や水が加わると、粘りが出るのです(糊化)。

 

この粘りが、くっつきやすさのもと。

ゆえに、このデンプンを含んだ油を洗い流すことが必須です。

 

さらに油を洗い流すことで、麺に対するソースの浸透もよくなると言われています。

個人的にあまり実感はできませんでしたが…

 

また、水分も糊化を促進する要素。

そのため、麺を野菜や肉と一緒に炒めてはいけません

野菜や肉も、炒めると水分が出てしまうからです。

 

以上のことから、麺は一番最初に炒めて、肉や野菜を入れる前にいったん取り出すのがよいでしょう。

 

たとえ野菜や肉を先に炒め、それらを取り出し、キッチンペーパーでフライパンを拭いた後に麺を炒めるとしても、ダメです。

そのフライパンには、「吸着水」という目に見えない水分が残っているからです。

 

そして当然のことながら、麺のぬめりを洗い流した後は、必ずキッチンペーパーで麺の水気を拭き取ってください

水分が残っていると、上述の通りくっつきやすくなります。

 

ちなみに洗い流すときは、麺が入っている袋の角を1つ、ハサミで少々切るとよいです。

そして袋の上から水道水をあてると、カットした角から水が流れ落ちるため、袋の中で簡単に洗うことができます。

 

つまりざるやボウルなど、余計な洗い物を出さなくて済むということです。

 

なお、①(開封前に麺を袋ごとレンジで温める)と②(あらかじめ麺を油と絡める)は効果がほとんど感じられませんでした。

 

③(高温で炒める)と⑤(油を多めに使う)は有効だと考えているので、後述します。

 

 

3 フライパンを中火~強火にかけ、ラードを適量入れる。そしてラードをフライパン全体になじませる。

 

<ポイント>

①フライパンは高温になるまで温めてください

目安は、煙が出始めるくらいまで。

 

そうすることで、麺がフライパンにくっつきにくくなります。

高温だと油がフライパンにムラなくなじみ、先述の吸着水(目に見えない水分)を蒸発させられるからです。

 

ただしフライパンによって、適切な温度は異なります

劣化や変色、焦げ付きを防ぐためにも、ご自身のフライパンに応じた加熱を行ってください。

 

油の量は少し多めにしてください。

これも、麺がくっつきにくくなる策の一つです。

 

量の目安は、「ちょっと多いかな…」と感じるくらい。

フライパンの種類や大きさにもよりますが、大さじ1は入れた方がよいと思います。

 

③ラードで麺を炒めると、コクが少し増します。

ですが劇的に変わるわけでもないので、なければほかの油でも問題ありません。

ただ油を多めに使うので、健康的にはオリーブオイルの方がいいです。

 

ちなみに、豚の脂で麺を炒めるとくっつきやすいですが、ラードは違います。

 

豚の脂にはドリップという、旨味成分たる水分が含まれています。

この水分や、炒めたときに発生する焦げが、くっつきやすさのもととなっているのです。

 

市販のラードにはこうしたものがないため、問題がないというわけです。

 

 

4 3に2の麺を入れ、菜箸でほぐすように炒める。麺は適宜ひっくり返す。

 

<ポイント>

麺は時々ひっくり返しながら、かき混ぜるように炒めてください。

そうすることで油が麺全体に絡み、フライパンにくっつきにくくなります。

 

 

5 4の麺に焼き色がつき、縮れてきたら火を止める。そしていったんフライパンから麺を取り出す。

 

<ポイント>

麺をしっかり炒めることで、香ばしさや弾力が生まれます。

炒めると麺が少し固まりますが、あとでソースをかけるとほぐれるので、問題ありません。

 

 

6 フライパンに1の豚バラ肉を入れ、中火にかける。そして両面がややこんがりするまで、適宜ひっくり返しながら炒める。

 

<ポイント>

①豚バラ肉を炒める際、油を引く必要はありません

豚肉自体から脂が出るからです。

 

ただしくっつきやすいフライパンの場合は、油を少し引いた方がよいでしょう。

 

②豚バラ肉はカリカリになるまで焼いた方が、香ばしくて美味しいです。

ただ、この段階では「ややこんがり」に留めておいてください。

 

あとで野菜を入れて炒めるときにも、火を通すからです。

 

 

7 豚バラ肉から出た脂を、少し取り除く。そして1のキャベツを加え、ある程度しんなりするまで炒める。

 

<ポイント>

①豚バラ肉から出る脂で炒めると、野菜にコクが加わり風味がアップします。

ただし脂すべてを使うと油っぽくなるので、少し取り除いた方がよいです。

 

②野菜は、キャベツから炒めてください。

キャベツは火が通りにくいからです。

 

 

8 7にもやし70gと塩こしょう適量を加え、もやしとキャベツがしんなりするまで炒める。

 

 

9 火を最弱にして、8に5の麺を戻す。そして焼きそばソース50gをまんべんなくかけ、混ぜる。

 

<ポイント>

麺は野菜よりもソースを吸収しやすいです。

 

つまり麺に多くかけると、全体の味が濃くなります。

反対に野菜に多くかけると、全体の味が薄くなります。

 

よってバランスよくかけることが大事ですが、逆に濃さを調整できるとも言えるでしょう。

 

②混ぜるときは麺をほぐして、ソースを全体に絡ませてください。

味にムラが出ないようにするためです。

 

③焼きそばソースは、市販のものを使っています。

ウスターソースやオイスターソースで、ソースも作ろうとしましたが…

 

いまいち味が決まりませんでした。

普通に出来合いのものの方が美味しかったです。

 

 

10 9を皿に盛る。そしてかつおぶしと青のりをそれぞれ適量かけ、完成。

 

<ポイント>

かつおぶしや青のりは、なくても大丈夫です。

ただアクセントとしてあった方が、少し美味しくなります

 

 

まとめ

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

この焼きそば、シンプルながら大変美味です。

 

弾力のある縮れた麺。

香ばしい豚肉と、シャキシャキの野菜。

そしてそれらに絡む、旨味のソース。

 

簡単なので、ぜひ作ってみてください。

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

最後に、本レシピに関するおすすめ商品をご紹介しておきます。


今後も皆様に有益な情報を提供して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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鉄フライパンを買ったのはこれが2度目ですが、かなり錆びにくい方だと思います。

 

また、持ち手が素手で掴めるのも利点。

持ち手まで熱くなって、布巾などで掴まないといけないものもありますからね。

 

鉄なのである程度の重さはありますが、ほかのものと比べると、まだそこまで重たくない方だと思います。

 

価格は安い方ではないですが、一度買えば基本的にずっと使えるので、オススメです。