どうも。
今回はミートパスタを作りました。

日本人向けに調整を重ねた、至高のミートパスタ。
そのポイントを、本レシピでは徹底的に解説します。
ぜひお試しください。
【分量】
バター 5g
玉ねぎ 1/2個
塩 少々
合いびき肉 90g
にんにく 1片
塩こしょう 適量
ブラックペッパー(あらびき) 適量
ナツメグ(なくても可) 適量
酒 50cc
ホールトマト 1/2缶(200g)
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
はちみつ 大さじ1/2
オレガノ(なくても可) 適量
スパゲッティーニ 80g
水 1000cc
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
粉チーズ 適量
1 玉ねぎ1/2個をみじん切りにする。そしてジップロックに入れるか、ラップで包み、冷凍庫で冷凍させる。
<ポイント>
①玉ねぎを冷凍させることで、炒める時間を短縮できます。
玉ねぎの細胞壁が壊れ、水分が抜けやすくなるためです。
時間はかかりますが、冷凍せずに炒めても当然問題はありません。
②野菜は玉ねぎのみ。
にんじんやセロリも入れてみましたが、特に甘味やコク、旨味などは出ませんでした。
また野菜が多いと、あとで煮込むトマトの水分を、具が吸ってしまいます。
つまりトマトが十分に煮詰まらず、甘味やコクが損なわれるのです。
下ごしらえの手間が省けるという面でも、野菜は玉ねぎだけにするのがオススメ。
2 フライパンにバター5gを入れ、弱火で加熱する。バターが溶けかかったら、1の玉ねぎを加える。
<ポイント>
玉ねぎはバターで炒めると風味が上がります。
オリーブオイルでもやってみましたが、バターには劣る感じがしました。
3 2に塩少々を加え、飴色になるまで炒める。
<ポイント>
①塩を加えることも、炒め時間短縮法の1つ。
浸透圧により、水分が抜けやすくなるためです。
②玉ねぎは飴色になるまで炒めた方が良いです。
甘味と旨味が凝縮され、ソース全体の味が上がります。
4 玉ねぎを炒めている間に、ホールトマト1缶をミキサーなどで撹拌する。そして半量(200g)ずつに分けておく。
<ポイント>
➀ホールトマトはトップバリュのものがオススメ。
酸味が控えめで、甘味やコクがあります。
②ホールトマトは必ず攪拌します。
ソースをムラなく煮詰め、滑らかに仕上げるためです。
また、撹拌することでまろやかさも出ます。
トマトの皮や種の細胞壁が壊れ、とろみのもととなるペクチンが出やすくなるからです。
5 3に合いびき肉90gを加え、肉全体が茶色になるまで加熱する。
<ポイント>
あとでにんにくも一緒に炒めます。
ですので、加熱は肉のピンク色がなくなる程度に留めておいてください。
6 いったん火を止め、にんにく1片をすりおろす。
<ポイント>
①にんにくを入れるとパンチのある風味が加わり、味の物足りなさを解消できます。
香りを際立たせるため、すりおろしで使用。
ニオイが気になる方は、みじん切りでも問題ありません。
②にんにくは、炒める直前にすりおろします。
すりおろして時間が経つと、酸化や揮発が進んでしまいます。
つまり辛み・えぐみ・苦みなどが発生し、ニオイがきつくなるということです。
7 6のにんにくを5に加え、弱火~中火にかける。そして、肉にこんがりと焼き色がつくまで炒める。
<ポイント>
肉はこんがり焼いた方が、香ばしさが出て美味しいです。
合いびき肉はそぼろ状なので、加熱で硬くなる心配も大してありません。
8 合いびき肉から出た脂を、少し取り除く。そして7に塩こしょう、ブラックペッパー(あらびき)、ナツメグを各適量加え、軽く混ぜる。
<ポイント>
①肉から出た脂には旨味やコクがありますが、全部使うと油っぽくなります。
ソースが重たくならないよう、ある程度取り除くことをおすすめします。
②あらびきのブラックペッパーを使うと、スパイシーなパンチが出せます。
またナツメグを使うと、甘味と苦みが合わさったエキゾチックな香りを出すことが可能。
どちらも風味を上げるものですが、なくても大丈夫です。
ただ最低限の味付けとして、塩こしょうは使ってください。
9 8に酒50ccを加え、汁気がなくなるまで煮詰める。
<ポイント>
酒は普通の料理酒を使います。
赤ワインだと渋みや苦みが残り、甘味が特徴のミートソースには合いませんでした。
10 9に4のトマト200g、鶏ガラスープの素小さじ1/2、はちみつ大さじ1/2、オレガノ適量を加える。そしてトマトの水分が飛ぶまで、弱火で煮込む。
<ポイント>
①各材料の役割は、以下の通りです:
・鶏ガラスープの素
→クセのない旨味を与え、味の物足りなさを解消
・はちみつ
→甘味やコクを加え、トマトの酸味を緩和
・オレガノ
→清涼感のある香りを出し、後味をすっきりさせる(なくても可)
②トマトの水分は、加熱でしっかり飛ばしてください。
酸味を抑え、旨味を凝縮させるためです。
11 鍋に水1000cc、鶏ガラスープの素小さじ1/2を入れ、中火にかける。沸騰してきたらスパゲッティーニ80gを入れ、6分ほどゆでる。
<ポイント>
➀スパゲッティーニの量は、80gくらいに留めておきます。
他のパスタと比べ、ミートパスタはやや重たいからです。
またパスタを若干少なめにすると、美味しいうちに食べきりやすいという利点も。
パスタはゆで上がったあと、余熱や蒸気で水分を吸い、伸びてしまうからです。
②ゆでるとき、ミートパスタでは鶏ガラスープの素を入れます。
パスタ自体にも旨味が浸透し、ソースとの一体感が生まれるからです。
下味をつけるのであれば、塩でいいのではないか。
そう思われるかもしれませんが、塩ではソースとの「まとまり」に欠けます。
なぜなら水分が飛んだどろっとしたソースは、パスタとの絡みが悪いからです。
つまりソースとパスタの味の濃度の差が大きいため、統一感が損なわれがち。
そこでソースにも使っている鶏ガラスープの素で、パスタ自体にも旨味をもたせ、その味の濃度の差を狭めるというわけです。
なお、鶏ガラスープの素の代わりに、バターをパスタに絡めるのもOK。
ただ少し重たくなるため、私はバターは使っていません。
12 ゆで上がったら11のパスタを湯切りをし、10のソースに加える。そしてソースとパスタを絡めるように、混ぜる。
<ポイント>
➀ミートパスタの場合、湯切りは大体で大丈夫です。
多少ゆで汁が混じっても、気になるほど味が薄まったりしません。
むしろ、ゆで汁が少し入ることでソースと絡みやすくなります。
また、ソースが重たければゆで汁を加え、濃度を少し薄めるという手もあります。
②ゆで上がる約30秒前にソースを温めておくと、ちょうど良い温かさでパスタを食すことができます。
もしくはゆでている間、火を最弱にしてソースを温め続けるのもありでしょう。
③ソースを一度パスタに絡ませることで、パスタ自体の旨味がより上がります。
和えずに、パスタの上にそのままソースをかけるレシピもあります。
ですが混ぜた方が、先述の通り味にまとまりが生まれるのでおすすめ。
13 先にパスタを皿に盛り、その上にソースをかける。
14 13に粉チーズを適量かけて完成。
<ポイント>
粉チーズはお好みの量で大丈夫ですが、たっぷりかけると美味しいです。
少し食べたあと、もう一度かけるのもいいでしょう。
まとめ
以上、ミートパスタのレシピでした。
最後に、本レシピで使えるアイテムをご紹介しておきます。
<計量スプーン>
[楽天]
|
|
[Amazon]
細かい計量に便利な、6本セットのスプーン。
内容は以下の通り:
・大さじ1(15ml)
・大さじ1/2(7.5ml)
・小さじ1(5ml)
・小さじ1/2(2.5ml)
・小さじ1/4(1.25ml)
・小さじ1/8(0.625ml)
特に小さじ1/4と小さじ1/8は、微調整に役立ちます。
スプーンが半球形なので、入れたものがこぼれにくいのも魅力。
計量すると、毎度一定の味に仕上げることができます。
<フードプロセッサー>
[楽天]
|
|
[Amazon]
このフードプロセッサーの長所は、撹拌に留まらず幅広い使い方ができる点。
みじん切り・ペースト・すりおろし・泡立てのほか、肉を練ったり氷を砕くこともできます。
ガラス製なので、食材の色やにおいが移る心配もありません。
USB充電式のコードレスなので、場所を選ばなくて済むのも魅力です。
