低音料理研究所

試行錯誤のレシピブログ。料理・お菓子作り、徹底解説。

【ワインなし】梨のコンポートの作り方<簡単/プロ級レシピ>

どうも。

今回はのコンポートを作りました。

 

果実の味を閉じ込めた、透き通るような甘さ。

そのポイントを、本レシピでは徹底的に解説します。

 

ぜひお試しください。

 

 

【分量(1~2人分)】

梨 1個

水 300cc

グラニュー糖 45g

レモン汁 大さじ1/2

バニラエッセンス 小さじ1/4

 

 

1 梨1個を、包丁で縦8等分に切る。そして芯を取り除き、皮をむく。

 

<ポイント>

①今回は食べやすさやトロトロした食感を意識し、皮をむくことにしました。

また、綺麗な赤色の煮汁が出るりんごと比べ、梨の皮にはそこまで見栄え上のメリットがない、と感じたというのもあります。

 

とはいえ、皮をむかなくても食べることは可能。

煮込むことで、皮も柔らかくなるからです。

 

②梨は、甘味の強い秋月梨を使いました。

特に意図があったわけではなく、元々はそのまま食べる用に買ったもの。

 

秋月梨も大変美味でしたが、「豊水」という梨もコンポートに向いているようです。

少し酸味のある梨の方が、甘味が引き立つとのこと。

 

ですがレモン汁でもその効果は得られるので、結局どの梨でもOKだと思います。

 

 

2 鍋に水300cc、グラニュー糖45g、レモン汁大さじ1/2、バニラエッセンス小さじ1/4を入れる。

 

<ポイント>

①グラニュー糖は少なめにしています。

りんごと比べて梨は酸味が少なく、相対的に甘く感じやすいからです。

 

ただし本レシピは、甘味の強い秋月梨での調理結果をもとに考案しています。

甘味が少ない梨を使う場合は、グラニュー糖をもう10gほど増やしてください

 

②素材の味を邪魔せぬよう、本レシピでは白ワインを使いません

水で煮込んだ方が、梨の甘味をダイレクトに感じやすいです。

 

③先述の通り、レモン汁を入れると味がすっきりと引き締まります

また加熱後の変色を防ぎ、透明感を保つ効果も。

 

④水の量は、一般的なレシピだと梨1個に対して200cc。

ですが本レシピでは、少し多めにしています。

 

煮詰める水分の量を多くすることで、加熱時間は長くなるものの、その分とろけるような食感に仕上がるためです。

 

 

3 2を中火にかけ、グラニュー糖を溶かしながら混ぜ合わせる。

 

 

4 3が沸騰し始めたら、1の梨を加える。そして弱火にし、水分が半分ほどになるまで煮詰める。

 

<ポイント>

煮詰める際、梨は適宜ひっくり返してください

そうすることで、全面的に柔らかくなります。

 

ちなみに、煮込み時間の目安は約30分です。

 

 

5 4にバニラエッセンス小さじ1/4を加える。そして、水分がなくなるまで煮詰める。

 

<ポイント>

アクセントとしてバニラエッセンスを入れると、香りが華やかに。

上品な風味に仕上がるので、ぜひ使ってください。

 

 

6 5の梨を、皿に盛り付ける。そして粗熱がとれたら、冷蔵庫で3時間以上冷やして完成。

 

 

まとめ

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

 

この梨のコンポート、素材の甘味が深まって大変美味です。

食感もトロトロで、バニラの香りも上品。

 

秋のデザートにぴったりなので、ぜひお試しください。

 

最後に、本レシピに関するおすすめ商品をご紹介しておきます。


今後も皆様に有益な情報を提供して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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特に小さじ1/4と小さじ1/8は、微調整に役立ちます。

またスプーンが半球形なので、入れたものがこぼれにくいのも魅力。

 

計量すると毎度一定の味に仕上げられるので、ぜひ使ってください。