低音料理研究所

試行錯誤のレシピブログ。料理・お菓子作り、徹底解説。

【本格】牛肉の赤ワイン煮込みの作り方<簡単レシピ>

どうも。

今回は牛肉の赤ワイン煮込みを作りました。

時間が生み出す、ほろほろの食感と濃縮された旨味。

そのポイントを、本レシピでは徹底的に解説します。

 

ぜひお試しください。

 

【分量(2人分)】

牛すね肉 250g

 

<ブライン液>

水 200cc

塩 10g

砂糖 10g

赤ワイン 50cc

 

<肉・野菜用>

薄力粉 適量

オリーブオイル 大さじ1/2

塩こしょう 適量

オリーブオイル 小さじ1

玉ねぎ 1/2個

にんにく 1片

 

<ワインソース>

赤ワイン 300cc

水 300cc

鶏ガラスープの素 小さじ1

醤油 小さじ1/2

はちみつ 大さじ1

ケチャップ 大さじ1

バター 15g

 

1 玉ねぎ1/2個を薄切りにする。そしてラップで包み、冷凍庫で冷凍させる。

 

<ポイント>

①玉ねぎを冷凍させると、炒め時間を短縮できます。

玉ねぎの細胞壁が壊れ、水分が抜けやすくなるためです。

 

冷凍せずに炒めても、当然問題はありません。

 

②野菜は玉ねぎのみ

ほかの野菜よりも旨味やコクが出ますし、一つの野菜に絞ると下ごしらえも楽です。

 

もちろん、お好きな野菜を入れても問題はありません。

 

2 牛すね肉250gを、一口大に切る。

 

<ポイント>

①牛肉は、すね肉がおすすめです。

 

すね肉には、コラーゲンが豊富に含まれています。

このコラーゲンが加熱によりゼラチンに変わることで、柔らかく仕上がるのです。

 

スーパーでよく販売されている、カレー・シチュー用の牛肉を使ってみたこともありますが、あまり柔らかくはなりませんでした。

 

また、すね肉は煮崩れしにくく、旨味が強いのも特徴。

 

②一口大のサイズは、約4cm四方が目安。

熱の通りが均一になるよう、肉のサイズをそろえるように切ってください。

 

3 ボウルに水200cc、塩10g、砂糖10g、赤ワイン50ccを入れ、溶かすように混ぜる。そして2の肉を入れ、8時間ほど浸ける。

 

<ポイント>

①この工程はブライニングと呼ばれるもので、食材を柔らかくします。

 

塩が肉のタンパク質を分解し、肉に水分を吸収させます。

そして砂糖が、その水分を留めるという保水性の役割を果たします。

 

これにより、パサつきにくいジューシーな仕上がりになるのです。

漬け込み時間の目安は、肉の種類や大きさにもよりますが、今回は8時間ほど

 

②ブライン液に赤ワインを少し加えていますが、これは下味を軽くつけるため。

 

赤ワインのみで漬け込んだこともありますが、ワインの渋みや酸味が肉に浸透してしまい、美味しくはなりませんでした。

 

そのため、ブライン液に入れる赤ワインは、少量に留めています。

 

4 3の肉をざるにあけ、水気を切る。そしてキッチンペーパーで、肉の水分を拭き取る。

 

<ポイント>

次の工程で薄力粉をまぶすため、水気はしっかり拭き取ってください。

 

5 4の肉の表面に、薄力粉をふるいながらまぶす。

 

<ポイント>

薄力粉をまぶすと焼き色がつきやすくなり、香ばしい仕上がりに。

また、ソースにとろみをつけ、肉となじませる目的もあります。

 

6 フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を入れ、やや強めの弱火にかける。そして5の肉を加え、焼きながら塩こしょうを適量かける。

 

7 6の肉にこんがりと焼き色がついたら、いったんフライパンから取り出す。

 

<ポイント>

肉はこんがり焼いてください。

メイラード反応により、香ばしさやコクが出ます。

 

8 フライパンにオリーブオイル小さじ1と1の玉ねぎを入れ、薄い飴色になるまで弱火で加熱する。

 

<ポイント>

玉ねぎは飴色になるまで炒めます。

甘味と旨味が凝縮され、ソース全体の風味が上がるからです。

 

ただし、この段階では薄い飴色に留めておきます。

あとでにんにくを加えて、また炒めるからです。

 

9 いったん火を止め、にんにく1片をすりおろす(すりおろし量:小さじ1)。

 

<ポイント>

①にんにくを入れると、キレ・パンチのある風味が加わり、味の物足りなさを解消できます。

香りを際立たせるため、すりおろしで使用。

 

にんにくのニオイが気になる方は、みじん切りでも問題ありません。

 

②にんにくをすりおろすのは、炒める直前

すりおろして時間が経つと、酸化や揮発が進んでしまいます。

 

つまり辛み・えぐみ・苦みが発生し、ニオイがきつくなるということです

 

③にんにくは生のものがなければ、チューブのものでもOK。

ただし香りは劣るので、チューブの場合は量を少し増やすのがおすすめです。

 

10 9のにんにくを8に加え、再び弱火にかける。そしてにんにくの香りが立ち、玉ねぎが濃い飴色になるまで炒める。

 

11 10に赤ワイン300cc、水300cc、鶏ガラスープの素小さじ1、醤油小さじ1/2、はちみつ大さじ1、ケチャップ大さじ1、バター15gを加える。

 

<ポイント>

赤ワインだけで煮詰めると味が濃くなるため、水を入れています。

ワインと水の比率は、1:1でちょうどよいくらい。

 

また、ワインと水の合計量が600ccと、他のレシピよりも多め

肉が柔らかくなるまで長時間煮込むため、水分が途切れないように多めにしているのです。

 

後から水やワインを継ぎ足してもみましたが、味の調整が難しくなったのでおすすめしません。

 

12 11を混ぜる。そしてアクをとりながら、弱火で30分ほど煮込む。

 

<ポイント>

雑味を消すため、最初はアクをとり続けます。

ある程度アクがなくなってきたら、OKです。

 

13 アクがなくなってきたら、蓋をする。そしてとろ火に変え、1時間30分ほど煮込んで完成。

 

<ポイント>

①すね肉は先述の通り、煮込むことで柔らかくなります。

ただし長時間煮込まないと、柔らかくなりません

 

煮込み時間の目安は、2時間

最低1時間30分は煮込んでください。

 

②アクをとったあとは、をして煮込みます。

蓋をした方が水分が蒸発しにくく、長時間煮込めるからです。

 

火加減もとろ火にして、ゆるやかに加熱してください。

 

まとめ

以上、牛肉の赤ワイン煮込みのレシピでした。

最後に、本レシピで使えるアイテムをご紹介しておきます。

 

<計量スプーン>

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計量スプーンセット

 

細かい計量に便利な、6本セットのスプーン。

内容は以下の通り:

 

・大さじ1(15ml)

・大さじ1/2(7.5ml)

・小さじ1(5ml)

・小さじ1/2(2.5ml)

・小さじ1/4(1.25ml)

・小さじ1/8(0.625ml)

 

特に小さじ1/4と小さじ1/8は、微調整に役立ちます。

またスプーンが半球形なので、入れたものがこぼれにくいのも魅力。

 

計量すると、毎度一定の味に仕上げることができます。