どうも、RABBIと申します。
今回はアマンドショコラを作りました。
アマンドショコラは、ローストアーモンドをキャラメルとチョコレートでコーティングしたもの。
一口サイズで食べやすく、プレゼントや酒のつまみにもってこいのお菓子でしょう。
しかしその見た目に反し、作るのは意外と難しいです。
難しいというよりは、「手間がかかる」といったところでしょうか。
なので、コツやポイントをしっかり把握しておくことが大事。
本レシピではそうした点を、わかりやすく解説して参ります。
そしてせっかく作るわけですから、例によって味にもこだわりました。
できあがるものは、本当に「手が止まらなくなる」お菓子。
興味のある方はぜひ、挑戦してみてください。
それでは、いきます。
【分量】
皮付アーモンドホール(生) 100g
グラニュー糖 25g
水 25g
バター(無塩) 5g
クーベルチュールチョコレート(カカオ分60%) 200g
ココアパウダー 適量
1. 天板にオーブンシートを敷き、皮付アーモンドホールを100g並べる。そして160度に予熱したオーブンに入れ、160度で15分焼く。
<ポイント>
ローストすることで、香ばしさが出ます。
生の皮付アーモンドホールが手に入らない場合は、スーパーでよく売られている「素焼きアーモンドを」使ってもOK。
その場合は、オーブンでローストしなくて可。
2. 小鍋またはフライパンに、グラニュー糖25gと水25gを入れる。そして115度くらいになるまで、弱火で加熱する。
<ポイント>
➀シロップの総量は、アーモンドの半分くらいが良し。
半分以上だと、キャラメリゼにかかる手間や時間が増えます。
半分以下だと、量が少なくてアーモンドに絡めにくいです。
②水とグラニュー糖の比率は、1 : 1が良し。
一般的にグラニュー糖の量は、水の2~3倍にすることが多いんですがね。
しかし今回使うチョコレートはカカオ分60%と、苦さ控えめ。
なのでシロップの甘さを抑えないと、全体的に甘ったるくなってしまうのです。
3. いったん火を止め、1.のアーモンドホールを加える。そしてアーモンドホールの表面が白く結晶化するまで、ゴムベラで絡めながら混ぜる。
4. 再び3.を弱火にかけ、結晶化した砂糖を溶かす。そして茶色いキャラメル状になるまで、かき混ぜながら加熱する。
5. 火を止め、すぐにバター5gを4.に加える。そして少し冷めるまで、絡めるように混ぜ合わせる。
<ポイント>
➀バターは、火を止めた後すぐに入れてください。
時間が経つと、絡みにくくなります。
②バターをここで入れるのには、理由があります。
それは、アーモンド同士がくっつかないようにするため。
風味付けというよりは、コーディングの役割の方が大きいです。
なのでバターはチョコレートに加えるのではなく、アーモンドに絡めましょう。
6. 5.を大きめのボウルに移しておく。
<ポイント>
ボウルが大きいと、チョコレートのコーティング作業が楽になります。
7. クーベルチュールチョコレー200gを別のボウルに入れ、湯煎で溶かす。
<ポイント>
➀チョコレートの量は、アーモンドの2倍ほどが良いかと。
よくある比率は、アーモンド:チョコレート=1 : 1。
ですが1 : 1だと、チョコレートの味が大して感じられません。
チョコレートの層が薄いので。
アーモンド100gに対し、チョコレート100g、150g、175g、200g…
複数試しましたが、やはり2倍ほどが良いです。
これ以上増やすと、ただでさえ手間のかかるコーティング作業が、もっと大変になりますし。
②チョコレートのカカオ分は、60%くらいが良いかと。
66%のもので試したこともありますが、コーティング作業が大変でした。
カカオ分の高いチョコレートほど、溶かしたときにドロッとした粘り気が出るので。
かといって56%でやったら、少し甘味が強かったです。
なので60%で。
8. 7.のチョコレートの1/4を6.に加え、チョコレートが固まるまで全体に絡める。同様に残りのチョコレートを、3回にわけて絡める。
<ポイント>
➀チョコレートは、4回に分けて絡めます。
一度にやると、コーティングが綺麗にできません。
多量のチョコレートで、アーモンド同士がくっついてしまうので。
3回に分けてやったこともありますが、4回に分ける方が上手く絡められましたね。
時間はかかりますが。
②2回目以降のコーティングは、前のチョコレートが固まってから行ってください。
乾ききっていない状態で次のチョコレートをかけると、うまく絡みません。
これもくっついてしまうためです。
9. ココアパウダーを適量ふるい、8.に加える。そして全体に絡めるように、ゴムベラで混ぜる。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。
このアマンドショコラ、本当に絶品ものです。
アーモンドの歯ごたえある食感が心地よく、それでいてチョコレートの風味もしっかり味わえます。
病みつきになるほどの美味しさなので、ぜひお試しを。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
以上。