低音料理研究所

試行錯誤のレシピブログ。料理・お菓子作り、徹底解説。

【バニラシュガーでフランス流】本格ショコラ・ショ(ホットチョコレート)の作り方<簡単レシピ>

どうも、RABBIと申します。

今回はショコラ・ショを作りました。

 

 

ショコラ・ショとは、ホットチョコレートのことですね。

チョコレートを溶かして作る飲み物です。

 

ココアとの違いは、厳密にはないとされています。

ただし人によっては、

 

・ココア

  → 粉末のココア(ココアパウダー)を溶かしたドリンク

 

・ショコラ・ショ(ホットチョコレート)

  → チョコレートを溶かしたドリンク

 

とする意見も。

 

ちなみに「ショコラ・ショ(chocolat chaud)」という名前は、ホットチョコレートのフランス語名です。

 

chocolat(ショコラ) → チョコレート

chaud(ショ) → 熱い

 

という、意味。

 

一応強調しておくと、"chaud"は「ショ」と読みます

フランス語では、「ショー」といった風に、語尾を伸ばしたりしません

 

でもネットで検索すると、「ショコラ・ショー」と伸ばしている方が多いようですね…

何故だろうか。

 

まあ前置きは、これくらいにしておきましょう。

このレシピの特徴は、バニラシュガーを使っているところです。

 

バニラシュガーはその名の通り、バニラ風味のお砂糖

詳しくは、こちらをご覧ください。作り方も書いてあります。

www.rabbi-info.com

 

フランスでは、バニラシュガーを入れて作るレシピが多いですね。

なので本レシピでも、バニラシュガーを入れてみました。

 

バニラシュガーを入れると、どう変わるかー

 

 

 

ちょっとおいしくなります。 (小並感)

 

いや、私にも上手く説明できないんですよ…

 

バニラシュガーで作ったものと、グラニュー糖で作ったもの。

両方飲んで、比べてみました。

 

すると、何か違うんです。

 

強いて言うなら、バニラシュガーを入れたやつの方が、

飲みやすい…ような気がします。

 

まあこれ以上、説明のしようがありません。

 

とにかく実際に飲んでみないと、わからないかと。

なのでぜひ、作ってみてください。

 

では、さっさと作り方に移ろうと思います。

 

 

 

【分量】

クーベルチュールチョコレート(65%) 60g
水 120cc
牛乳 60cc
バニラシュガー 20g(なければグラニュー糖で可)

 

 

 

1. 鍋に水120cc、牛乳60cc、ふるったバニラシュガー20gを入れ、弱火にかける。

 

<ポイント>

➀「なぜ水を入れるのか」についてですが、それはチョコレートそのものの味を活かすため

 

くどいですがショコラ・ショは、チョコレートを溶かした飲み物。

チョコレートが主役のドリンクです。

 

好みの問題もあるとは思いますが、やはりチョコレートのナチュラルな風味は、できるだけ損ないたくないもの。

 

だから水を主な水分とし、チョコレートの味を殺さないようにしているのです。

材料も、なるべく最低限の、シンプルな構成で。

 

現にフランスでは、水で作るレシピが多いですね。

 

それにチョコレートを味の主体にすることで、案外ヴァリエーションも広がります

使うチョコレートを変えるだけで、色んな味の違いが楽しめますから。

 

ただし、水だけだとさすがに飲みにくいですね。

なので水と牛乳を2:1の割合で入れています

 

牛乳を少し入れることで、甘味とコクが加わりマイルドに。

 

いくら素材の味を大事にすると言っても、美味しくなければ意味がありません

なので牛乳は、必要なのです。

 

②バニラシュガーは、入れる前に必ずふるいます

ふるわないとバニラのくずなどが残って舌触りが悪くなります

 

 

 

2. 1.が沸騰直前になったら、クーベルチュールチョコレートを60g加える。そして、しっかり溶かすように混ぜ続ける。

 

<ポイント>

カカオ分65%のチョコレートを使うのは、バニラシュガーの量を増やすため

65%、つまりやや苦めのチョコレートだと、甘さを足すために砂糖が必要になります。

 

砂糖が極端に少ないと、苦くて飲みにくいですからね。

 

そうしてバニラシュガーの量を増やすことで、バニラシュガーの効果を存分に取り入れているのです。

 

 

 

3. 2.がしっかり混ざったら(チョコレートが溶けたら)、こしてカップに注ぐ。

 

<ポイント>

➀こすのは、主にバニラのくずなどを取り除くため

 

工程1.でもふるってはいますが、もう一度除去はしておいた方がいいです。

残っていることもありますから。

 

②もしビールのような泡が欲しい場合。

 

こした後にいったんボウルなどに移し、ホイッパーで泡立ててやります

そうすると、のどごしサッパリな感じに。

 

私はそこまでやりませんが。

洗い物が、面倒なので

 

 

 

まとめ

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

 

先にも述べましたが、このショコラ・ショは、シンプルながらも手作りならではの味わい

 

バニラのさやが余っていたら、ぜひバニラシュガーを作ってみてください。

そしてそのバニラシュガーで、このショコラ・ショの味を堪能していただければ、幸いです。

 

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

 

最後に、オススメのアイテムを以下に載せておきます。

 

以下からご購入いただけると、少しでも研究費となるので大変助かります。
今後も皆様に有益な情報をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、お疲れさまでした。

 

 

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小、中、大の3点セット。
こすのにも、粉をふるうのにもOK。

先端に取っ手(?)のようなものが付いているので、ボウルにかけた状態で使えます

片手で持つ必要がないということです。
動画でも使用しています。

また、フックにかけられるようにもなっているので、収納に便利

 

 

以上。

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