どうも、RABBIと申します。
今回はそら豆のポタージュを作りました。
ポタージュとは、とろみのついたスープのことを指します。
ただしこれは、日本における解釈。
フランスでは汁物全般を指し、イギリスでは内容的にスープとの区別はありません。
そして素材として使われるものは様々ですが、今回はそら豆。
生クリームを使わず、極力自然な旨味を味わえるように調整しました。
お手軽に作れる絶品ものですので、興味のある方はぜひお試しを。
それでは、いきます。
【分量(1人分)】
そら豆 70g
お湯 100cc
ウェイパー 2.5g
牛乳 25cc
白ワイン 小さじ1
1. お湯を100cc用意する。そこへウェイパー2.5gを入れ、混ぜながら溶かす。
<ポイント>
➀ウェイパーは、ポタージュの味付けにピッタリの旨味調味料。
(溶かせば)あっさりした味わいで物足りなさを解消しつつも、野菜の自然な風味を阻害しません。
ウェイパーがなければ、コンソメスープやブイヨンなどでももちろんOK。
量は同じく100ccで。
②ポタージュにはよく生クリームや牛乳が使われますが、私は極力使いません。
多かれ少なかれ、野菜本来の味が邪魔されるので。
入れてもそれはそれで美味しいのですが、できるだけ素材の味を活かしたいのです。
また、生クリームは特に使わない方がよいと思います。
入れて加熱すると、とろみがつきすぎてドロドロになるので。
ポタージュのとろみは、野菜そのものでつけた方がよし。
自然な旨味が出ます。
ただし今回は、牛乳を少量使用。
そら豆の風味はやや独特(苦い?)で、甘味とまろやかさを加えた方が口にしやすくなるため。
2. ミキサーに1.、牛乳25cc、そら豆70g、白ワイン小さじ1を入れ、滑らかになるまでよく撹拌する。
<ポイント>
➀中途半端な値ですが、水分量はそら豆70gに対して125cc(お湯100cc + 牛乳25cc)がベスト。
これ以上水分量を増やすとサラサラになってしまい、逆に減らすとドロドロになってしまいます。
濃度だけでなく味に関しても、これくらいの割合がちょうどよいかと。
それからお湯と牛乳の比率も、100ccと25ccで落ち着きました。
最低限の甘味とまろやかさを出し、かつそら豆の風味を阻害しないギリギリの割合です。
また、これ以上牛乳の割合を大きくすると、搾りかすが結構残ることに。
なぜかはわかりませんが、とにかくこしにくいので、やはり25ccに留めておきましょう。
②白ワインを入れるのは、香り付けというよりは臭み消しのため。
旬の枝豆なら大丈夫でしょうが、冷凍の枝豆だと若干臭みがあることも。
もちろん、ものにもよりますが。
なので、基本どんな枝豆でも美味しくなるように白ワインを使用。
臭みのない枝豆でも、白ワインを使うと香りが少しよくなると思います。
いずれにしてもオススメ。
③撹拌はしっかり行ってください。
不十分だと粒のように残ってしまい、後でこせなくなります。
3. 2.をこして、小鍋に移す。
4. 3.を弱火にかけ、ホワイトペッパーを適量加える。そして沸騰し、軽くとろみがつくまで加熱する。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。
このポタージュ、そら豆の旨味がぎゅっと凝縮されたようで大変美味です。
生クリームは使っていないので、変なくどさもありません。
素材から滲み出る、素朴ながらも実に奥深い味わい。
そら豆を存分に堪能したい方、ぜひご挑戦を。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
お疲れ様でした。
以上。